起業家や就職活動の為のビジネス的日本案内『ジャパンガイド・ドット・ビジネス』

求人情報や地域の企業活動から日本のビジネス状況を分析した情報を掲載。起業や就職・転職を応援します。

○○○

一般

[病院就職関連]ペーパーレス病院はどのように作れば良いのか?

 


富士ゼロックス株式会社:NECネクサソリューションズと富士ゼロックスが提携。中堅病院向けのソリューション提供を強化 – 共同通信PRワイヤー47NEWS(よんななニュース)

NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:鈴木良隆)と富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、中堅病院向けに診療記録管理のソリューション提供で連携することを合意しました。


********** 引用ここまで **********

 

20年ぐらい前にアメリカの病院を見学しに行った事がありました。それほど長時間見学したわけでもないのですが、説明によるとその病院では、ほぼペーパーレス化が済んでいるとの事で、実際に紙媒体の医療記録や看護記録などは、どこにも置いていなかったのを覚えています。

しかしながら、電子カルテなどによるペーパーレス化は日本において進んでいるという話はあまり聞きません。部分的にパソコンやネットワークを使っているだけなら大部分の病院がそうなのですが、ペーパーレスと言えるような状況ではないです。

20年前のアメリカの技術で出来るような事が、現在日本で出来ないとは思えませんから、この原因はハードウェア的なものではなく、ソフトウェア的な部分に要因があるのではないかと思います。ここで言うソフトウェアとは、コンピュータのプログラム的なモノではなく、業務手順や業務の標準化などのソフトウェア部分の事です。

どんな内容であれ、業務をコンピューターで“効率良く処理”をさせようとする場合、「例外」というものは極力少なくし、行う業務をコンピューター内にインプットしてある内容に統一する必要があります。しかしながら、その過程がうまくいかない事が多いようです。

これをうまく行かせるためには、「この病院で行うサービスはここまで!」的な割り切りが必要だったりするのですが、大抵の医療の現場では採算度外視で問題をすべて解決しようと抱え込んでしまうのです。また、職人気質というか国民総クリエイター気質というか、自分たちから例外事項をどんどん増やしてしまう傾向もあり(その分日本のサービス業が海外から絶賛されたりするわけですが)、コンピューターとは非常に相性が悪かったりします。

あとは病院規模や地域の特性もあるかもしれません。基本的に大都市の大きな病院は若い人も多くコンピューターになじみのある人も多いため、導入しやすそうに見えますが、人数が多いと業務の標準化はしにくく、結局むしろ導入しにくいという結果が出ます。また小規模の病院では若手の看護師などはなかなか来ないため高齢の職員が多くなり、意見統一はしやすくても、コンピューターの導入が難しかったりします。

他にも医局や看護部、事務総務、その他部門間での指揮命令系統が縦割りで構成され病院全体で統一した動きがしにくい事など色々と内部事情もあり、その事も導入の妨げになっているようです。

 

実の所、今現在の病院にはいなくて電子カルテやコンピュータの導入によるペーパーレス化を行うために一番必要な人材は、コンピュータや様々な医療技術・看護技術・医療事務に詳しい専門家ではなく、営業能力の高い人、つまり各部門間を調整しながら導入を売り込めるいわばスーパーネゴシエーター的な人材じゃないかと思います。

そして、これを前提に考えると、なぜアメリカでは導入できて日本では導入が難しいのかが分かってきます。アメリカの教育では議論をして意見を通すというような教育は一般教養の中に入ってきますが、日本ではほとんどやらない分野なのですよね。

まあ、この為だけに今から日本全体の教育内容を改革する事を検討するのは、現実的ではないので(国という単位で見た場合、将来の発展のために必須ではありますが)まずは、その社内営業ができる人物を雇い入れるのが適切ではありますでしょう。

 

[関連記事・関連情報]

 

[ビジネス成功論]「ビジネスで成功するにはこうする」論のウソ

 


ビジネスでの勝ちグセはどのように作られるのか:成功者たちの8つの習慣 : ライフハッカー[日本版]

普通の人とちょっと違う「大成功を収めている人」の働き方を、8つのポイントにまとめました。ちょっと極端かもと思う点もありますが、参考になる記事だったので、紹介します。


********** 引用ここまで **********

 

紹介記事では成功者たちはこういう習慣を持っている的な8つの特徴が書いてあります。でも、こういうのって科学的にいうと、ぶっちゃけ迷信レベルの話でしかないのです。

わかりやすく例え話をしますと、ギャンブルで大儲けをした人達に大儲けをした時の特徴を聞いたら「帰りの飛行機切符は買わない事」という特徴が聞けたとします。しかしギャンブルで大負けをした集団も同程度に帰りの飛行機切符を買っていなかったとしたら、これは大儲けの秘訣にはならないわけです。

科学的に特定の要素をもった対象に特定の特徴があるという事を証明するには、対照実験が欠かせません。それをしないと、本当にその特定の特徴がその対象固有のものかどうかがわからないからです。

しかしながら記事では、そんな検証はどこにも行われていないようです。つまり、結局はこのような記事は「特に根拠はないけど自分はそう思う」以上の意味は持ちません。

自分の力でビジネスを始めようというのは人生を大きく左右する可能性のある選択です。その選択を根拠の無い他人の意見だけに委ねるのは非常に危険と言えるでしょう。結局のところ“あなたが”ビジネスに成功する為には、あなた自身が脳みそを振り絞って考えを進めるというのが、大変なようでいて最善の道なのです。

 

[関連記事・関連情報]

[転職・仕事]就職面接や営業に有利なコミュニケーション能力を上げる方法

 


“コミュニケーション力”ランキング2013<企業サイト編> 「サントリー」が2年連続首位をキープ、「日産自動車」、「JAL」が続く – SankeiBiz(サンケイビズ)


********** 引用ここまで **********

 

上記の記事は、企業総体としてのコミュニケーション力・情報展開能力に関する記事ですが、多くの人にとって興味があるのは、自分自身のコミュニケーション力をどのようにあげるかという点でしょう。人生をどれだけうまく生きれるかは社会の中でのやり取りをうまくこなせるかにかかってきます。その中でコミュニケーション能力は最大の地位を占めているといっても過言ではありません。

では、そのコミュニケーション能力はどうすればうまく挙げられるのでしょうか?

まず認識しなければならないのはコミュニケーションをうまく行う力というのは、一つの“技術(スキル)”だという事です。その大前提で考えると、その“技術”を上げるために行わなければならないのは、会話の本を読むことでも、話が旨い人に秘訣を聞くことでもありません。やらなければならないのは“練習”をすることです。

 

野球に例えるとわかりやすいかもしれません。

どれだけ上手い野球選手でも、本を読んだり人に秘訣を聞いたりしただけでは、うまくホームランを打てるようにはなりません。どうすればうまく打てるのかを考えながら、それに沿って地道な練習を繰り返すことが必要です。そしてコミュニケーション技術も同様に、結局のところどれだけ“練習”を繰り返してきたかが重要なのです。

 

他の人とうまくコミュニケーションをする“技術(スキル)”を上げたいという人は、出来る限りほかの人とコミュニケーションをとる機会を作り、どうすればうまくコミュニケーションができるかを考えながら、地道に練習を繰り返すようにしましょう。

 

[関連記事・関連情報]

 

[転職・就職]転職は何回までOK?

 


Business Media 誠:転職は何回までOK? 転職回数と成功率の関係

2012年度に転職した人の転職回数と成功率を職種別にみると、初めての転職者の成功率を100とした場合、職種によって結果に大きな違いが出た。転職回数が多くなると成功率が下がる職種は「技術系(電気/電子/機械)」「営業系」「販売/サービス系」。一方、転職回数が多くても、成功率が高いのは「クリエイティブ系」「技術系(メディアカル/化学/食品」「技術系(建築/土木)」だった。


********** 引用ここまで **********

 

会社を運営する立場になって考えれば、比較的簡単に理解はできると思いますが、特に技術の蓄積が必要な業種であれば、むしろきちんとした転職経験が豊富にあり、さまざまな企業のさまざまな技術に触れてきた経験は歓迎されるべきものです。

現実には転職回数というより、どのように転職を重ねてきて、どのような技術が蓄積できたかという、転職内容の方をより重視するのが普通でしょう。たとえば同じ5回の転職回数であっても、1~2か月の短期間の転職を5回続けてきた人は、技術など蓄積する間もなく、単に自分都合で転職していると取られるでしょうし、最初に5年間勤めた後、2回短い転職をして、さらに3年間勤め、最後の転職先では4年間従事中で転職先を探しているという人なら、それぞれの現場で技術の蓄積がなされており、採用を検討するに値すると考えられるでしょう。

転職状況を知る一番簡単な方法は実際に転職サポートサービスなどを使いどれだけ自分が評価されるか試してみることです。大抵の転職サービスは100%確実に転職する予定ではないと使えないわけではなく、すぐに転職する予定はないけど、考えてはみたいというレベルの人も問題なく利用できますので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?

 

[関連記事・関連情報]

 

 

[テレビ業界]既存テレビ局の終焉が始まった

 


民放各局、パナソニックのテレビCM拒否 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

パナソニックが4月に発売した薄型テレビ「スマートビエラ」シリーズについて、民放各局がCM放映を拒否していることが6日、わかった。

テレビの電源を入れると、放送番組とインターネットのサイトなどを画面に一緒に表示する機能が、業界の運用指針に沿っていないからだという。大手広告主のCMを各局が流さないのは極めて異例だ。

問題のテレビは、パナソニックが4月下旬に売り出した「スマートビエラ」シリーズだ。テレビをつけると、放送中の番組の下などにサイトやネットの動画などが並び、リモコン操作で簡単に選べる機能があり、「スマートテレビ」として販売に力を入れている。


********** 引用ここまで **********

 

テレビ番組とインターネットが同時に映るテレビはCMさせないという事でテレビ業界が圧力をかけているようです。

テレビ業界はこれまで、大衆への情報の独占を武器にさまざまな捏造報道や偏向報道を重ねてきました。テレビ業界が起こってから数十年の間、テレビ業界内で培ってきた技術の大部分がそれに類する事となっています。「ブームを作る」等といえば聞こえがいいですが、これも結局は捏造・偏向報道の賜物ですからね。

しかし、インターネット上では情報を恣意的に捻じ曲げて、他人をだまそうとする行為は、非常に嫌われる行為となっています。テレビ報道とインターネット画面が同時に映るテレビが主流になれば、テレビ局の捏造報道や偏向報道は片っ端から突っ込みを入れられ、テレビ業界がこれまで数十年かけて培ってきた技術は何の役にも立たないものと成り果てるでしょう。

それがわかっているからこそ、このような圧力措置が講じられたのだと思われます。

 

しかし、この圧力行為は、「テレビ業界は国民の意見をそのまま映すようなテレビには賛同しません」という、これまで隠してきた主張を曝け出す表明にもなってしまっています。

なりふり構わぬ暴挙・・・

既存テレビ業界の終焉も、すぐ近くまで迫ってきているようです。

 

[関連記事・関連情報]

 

 

サイトを開設しました。

 

 

「ジャパンガイド・ドット・ビジネス(Japan-guide.biz)」のサイトへようこそ。

このサイトでは、日本各地のビジネスに関する情報を集め寸評していく予定です。

編集人は経済学者でも評論家でもなく、専門知識もまったく持ち合わせていない一般人ですので、間違った情報解釈もあるかもしれませんが、それを踏まえて「一般人の中には、この事実を、こんな風に考える人間もいるんだ」的に参考にしていただければ幸いです。

 

************

ここから蛇足気味な駄文展開。

さて、サイト名の由来ですが、ビジネス的な内容のサイトにする予定ではあったので、それに類するドメインを探していて、かつ「日本」がつくメジャーな単語を使った言葉という事で、大抵の語句はドメインとして抑えられていたのですが、たまたまこれが使われていなかったというのが大きいポイントです。

特に気に入ったのが後半に当たる「どっと、ビジネス」という語呂的な部分で、日本にどっとビジネスが押し寄せてきて繁盛しますように的な願いを表現できるかなあと、後付け的に思いました。

 

[関連記事・関連情報]