群馬県は本当に魅力がないの?(Excite Bit コネタ) – エキサイトニュース(1/2)
2012年都道府県の魅力度ランキングで、最下位に選ばれてしまった群馬県。日本一ブランド力&知名度のない秘境として、今ネットなどでは「未開の地グンマー」としておちょくられているという。
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未開の地「グンマー」とは、ネットではよく使われるネタですけど、おちょくられるという事は知名度があるという事で、ビジネス展開的には扱いやすいとも言えます。悲惨なのは名前すら上がらないという状態の方です。
その点、群馬県にとっては知名度が上がって、むしろありがたい状態だといえるでしょう。しかし、そこからビジネス展開を広げることができるかどうかは、また別の話となります。
以前にも言いましたが、ビジネスを行うに当たって必ず必要となるのは「お金を払ってくれるお客」です。関心を持って注目しているとは言っても、必ずしも「=お客になる」とは限らないので、お客を作ろうとするならばいくつかの段階を経なければなりません。
- 商品やサービスついて知らない状態
- 商品やサービスの名前を知っている状態
- 商品やサービスに興味・関心を示す状態
- 商品やサービスをある程度理解した状態
- 商品を買ったり、サービスを利用したいという欲求が生じる状態
- 商品を買う・サービスを利用する必要が生じた状態
- 実際に商品を購入・サービスを利用するお客となった状態
- 商品・サービスに満足し、リピーターとなった状態
理想的な流れの一例として上記をあげました。ネットで「グンマー」ネタに触れている人は3の状態であるかのように思うかもしれませんが、群馬そのものを売ったりするわけではありませんので、実のところ1あるいは1未満の状態にすぎません。その為、最初に引用した記事にあるように、群馬内のサービスや商品を列記した本などを出したりして「グンマー」への興味・関心を群馬内の商品やサービスへの興味・関心に向けさせる所から始めなければならないわけです。
また、上記の段階は、お客予備軍の方々に対して階段を上るように1段ず昇ってもらう必要があるというのもお客を作る上で重要な要素でしょう。一気に高いところまで登らせようとすれば、逆に反感を買ってそっぽを向かれてしまう可能性が高くなります。