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ブログ一覧

[病院転職]看護師・介護職の地方と大都市圏の雇用力差

 


[データ] 求人数、転職希望者とも過去最多に、医療系に伸び – bizmash!:@nifty

転職支援サービス「DODA」に登録している転職希望者1人に対し、中途採用の求人が何件あるかを転職求人倍率として算出している。6月の同倍率は1.22倍で前月から低下した。4カ月連続で前月比減(グラフ参照)だが、これは市場の縮小を示すのではなく、1月から続く転職希望者増の影響だ。6月は求人数は前月比2.3%増だったものの、転職希望者数が同6.8%増とより大きな伸び幅だった。


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今現在、社会の高齢化がますます進み、医療や介護の需要は増加の一途をたどっていますが、医療や介護系の職場は基本的に保険点数という形でサービスや商品の値段が決まっているため、需要が高いから値段を挙げて更に儲けるというような事ができません。

別の見方をすると、サービスや商品の対価が決まってしまっている為、需要が高いから人手不足になり労働者の賃金を挙げて雇用を確保するというのも限界がある事になります。また、結局病院や介護施設の従業員の規模が大きいほど収益が増える構造になっていますから、あまり規模を拡大できない地方の病院・介護施設と首都圏や大都市圏の病院・介護施設で、その雇用力は大きな差となって表れる事になります。

仕組みとして決まってしまっている事で、なかなか個々の病院や介護施設の努力でどうこうなるものでもありませんが、政治の方では、どちらかというと地方に根を下ろす自民党が現在政権を取っていますので、何らかの地方対策を施すかもしれませんね。

 

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[静岡県静岡市]宗教ビジネスの展望と雇用の未来

 


北海道から沖縄まで、全国の散骨・海洋葬の情報と費用・料金が分かる 「日本海洋散骨情報センター」を公式オープン – MSN産経ニュース

株式会社ナナオト&カンパニー (所在地:静岡県静岡市)は、散骨と海洋葬に関する情報ポータルサイトとして「日本海洋散骨情報センター」(URL http://sankotsu-center.net/)を正式にオープンしました。現代供養の代表として樹木葬と並び増え続ける海洋散骨のニーズに応え、全国に点在する散骨会社のプラン・費用の概要を一括して見ることができます。


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1980年ごろは老人1人を若者7~8人で支えるレベルだったのが、現在は老人1人を若者3~4人ぐらいで支えなければならない高齢社会となっており、この割合は更に進行するようです。これに伴って年金支給の問題がクローズアップされていますが、葬儀・葬祭もまた大きな問題となる事が予想されます。

「高齢者の割合が増えるなら亡くなる人間も増えて葬儀業界は儲かるのでは?」と思いそうですが、逆に葬儀を行う側の負担が大きく跳ね上がると、若者は自分の肉親の死に対しても金のかかる葬儀・葬祭を行わなくなり、むしろ葬儀業界にも大きなデフレ圧力がかかるのではとも考えられるのです。更に、今回紹介したような散骨・海洋葬など、お墓を用意するというような費用が掛からない葬儀が注目されれば、更にそのデフレ圧力は増大すると思われます。

もともと仕事内容的に潰しが効かず、人の動きが少なそうな業界ではありますが、業界デフレとなれば、リストラ的な動きも生まれるでしょう。現在働いている人やこれから就職する人も少し考えてみた方がいいかもしれません。

 

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[マレーシア]贈り物の習慣と贈賄と

 


マレーシア企業、外部からの贈答品受取を拒否へ | レスポンス

マレーシア汚職防止委員会(MACC)は官民セクター従事者に対し権力の乱用防止のため贈答品を受け取らないよう勧めている。この度の贈答品の受取拒否は、MACCの推奨に沿い決定された。取り組みはメディア・プリマのみならず、子会社でも実施される。


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お中元やお歳暮など、日本でも、贈り物の伝統があります。しかし、ある意味悪い言葉で言えば、これも贈賄だったりすると思うのですよね。しかしながら、現在でも問題視される事なく続いている習慣となっています。

自分も医療機関に勤めていた時は、しばしば患者さん側から贈り物てきなモノを渡されそうになる機会はありました。その都度断るのですが、そういう事をやりたがる人って結構多いです。

発展途上国などでは、こういったある程度権限を持った人への贈賄行為は普通に行われているようです。今回のマレーシアの件も、ある意味、そういった行為が問題になるほど沢山行われているからこそ、対策を立てなければならないという事なのでしょう。ちょっとぐらいいいじゃないと思うかもしれませんが、善政の基本にして究極は「公平・公正であること」に尽きるのです。特に発展途上国では、これがしっかりしないと民衆に不満がたまり、テロ行為やクーデターが起こりかねませんから、下手な先進国より深刻な問題でしょう。

こういったモノのやり取りに関する舵取りは、会社運営や人間関係のコントロールにも関わってきます。うまいやり方があったら見習いたいものです。

 

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[香川県高松市]保育士人材バンクから始まる

 


香川県、保育士人材バンクを開設 待機児童の解消狙う  :日本経済新聞

香川県は保育士の就職の相談やあっせんに取り組む「香川県保育士人材バンク」を8月2日に開設する。待機児童の解消に向け、保育士を確保するのが狙い。県が保育士の人材バンクを開設するのは初めてという。


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抜本的な問題として、6歳から15歳までの間は、ある程度面倒を見る公的な機関があるのに、0歳から5歳まで、なんでそういうのを作ろうとしないのかなというのが大きな疑問でもあります。

まして、現在は子供を作ることが経済負担を招くこともあって、少子化へと突き進んでいるのですから、全体的に国で面倒見てしまったも良いように思いますね。働いていない保育士側だって、公務員という事なら、考えを変える人も数多くいるのではと思います。

とりあえず香川県では県関連の組織から保育士の斡旋という形だけで始めるようですが、国レベルでもう少し0歳児からの保育をシステマチックに考えてしまってもよい時期かと思いますよ。

 

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[起業・開業]起業家になれる人に必要なたった一つの条件

 


「起業家になれる人」に必要な3つの要件 « WIRED.jp

これまで弊社で40以上の起業家に投資してきて分かってきたことですが、成功する起業家には共通点があります。ひとつは、分析能力があること。起業するためには、市場分析や競合分析など、さまざまな側面からの分析が必要です。そしてもうひとつが、人を巻き込む力があることです。起業のためには、人の採用、投資家、パートナーなどさまざまな人を巻き込まなくてはいけません。この2つの要素がそろっていて、なおかつ正しいモチベーションを持っている人が、成功する起業家になれる。


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上記の記事のように「起業家になるには」的な内容は、さまざまな場所で見ますが、結論から言うと成功する起業家に必須なのは「金を儲ける為の行動が出来る事」です。成功しない起業家(?)、あるいは起業家にもなれない人は、分析だけして行動しなかったり、行動しても儲けにつながらないものだったりという事が大半です。

まずは行動をというのが大前提でしょうか。

 

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