マレーシア企業、外部からの贈答品受取を拒否へ | レスポンス
マレーシア汚職防止委員会(MACC)は官民セクター従事者に対し権力の乱用防止のため贈答品を受け取らないよう勧めている。この度の贈答品の受取拒否は、MACCの推奨に沿い決定された。取り組みはメディア・プリマのみならず、子会社でも実施される。
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お中元やお歳暮など、日本でも、贈り物の伝統があります。しかし、ある意味悪い言葉で言えば、これも贈賄だったりすると思うのですよね。しかしながら、現在でも問題視される事なく続いている習慣となっています。
自分も医療機関に勤めていた時は、しばしば患者さん側から贈り物てきなモノを渡されそうになる機会はありました。その都度断るのですが、そういう事をやりたがる人って結構多いです。
発展途上国などでは、こういったある程度権限を持った人への贈賄行為は普通に行われているようです。今回のマレーシアの件も、ある意味、そういった行為が問題になるほど沢山行われているからこそ、対策を立てなければならないという事なのでしょう。ちょっとぐらいいいじゃないと思うかもしれませんが、善政の基本にして究極は「公平・公正であること」に尽きるのです。特に発展途上国では、これがしっかりしないと民衆に不満がたまり、テロ行為やクーデターが起こりかねませんから、下手な先進国より深刻な問題でしょう。
こういったモノのやり取りに関する舵取りは、会社運営や人間関係のコントロールにも関わってきます。うまいやり方があったら見習いたいものです。
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