掃除機でスマホを充電? パナソニックから“ハイブリッド電源”掃除機が登場 – ITmedia LifeStyle
独自の「パワープレスサイクロン」構造を採用したキャニスター式掃除機。注目の充電池は、電動工具用電池の“パワー”と、電動自転車用電池の“持続力”の開発技術を応用したという新開発の「ハイパワーリチウムイオン電池」。業界最高となる電圧50.4ボルトを実現し、コードレス使用時でも強いパワーと持続力を両立するとしている。充電する際は、本体ごと付属の充電台にのせるか、電池を取り出して充電する「2WAY充電方式」だ。
またHC-HS700Gには、非常時に充電池を家庭用蓄電池として使うためのUSB給電ポートを装備。電池容量は約10万mWhで、パナソニック製のスマートフォン「P-03E」の場合、通算約60時間の通話ができる容量となる。
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前述の掃除機にUSB充電は、付けられるから付けた程度なのでしょうけど、なんだか最近は日本企業の迷走が目立つ気がします。
掃除機ではないのですが、 自分は「縦型洗濯機+ドラム式乾燥機」が故障したために日立のドラム式洗濯乾燥機をしばらく前に買い替え購入しました。
購入前は洗濯機から乾燥機に移す手間が省ける分、楽になると思っていのですが、実際には非常に手間がかかって仕方が無いというのを強く感じる状況です。
なぜ、手間がかかると感じるのかというと、之までは縦型洗濯機は完全なメンテナンスフリー状態であり、ドラム式乾燥機も3~5回に一度乾燥フィルターを掃除するだけで済んでいました。要するに「洗濯をする」という行為以外のメンテナンス行為の負担はほとんど感じられないほどだったのです。
しかし、新しいドラム式洗濯乾燥機になったとたん、「洗濯をする」という行為以外に「毎回洗濯時にでるゴミを回収する糸くずフィルターを掃除する」「毎回乾燥フィルターを掃除する」「2~3回の洗濯毎に数時間かかる漕内洗浄動作を行う」などを行わなければならないようになってしまっています。
本来、洗濯機は洗濯の手間を減らすための機械なのに、従来の洗濯機や乾燥機より手間を増やしてしまったら本末転倒というものです。「これを開発したのは誰だー!」と叫びたくなる状況です。しかもエコなどを売り文句にしているのに、使用水量を増やす「念入り洗濯」を指定せずに「普通洗濯」を行うと漕内ゴミがうまく流れずエラーを起こし洗濯をやり直さなければならないオマケ付だったりします。
最近の日本の製造業メーカーは「エコ」だの「イオン機能」だの、売り文句ばかりにこだわり、本来の「その機械は何のためにあるのか」という部分を見失って迷走しているように思えます。このままいくと、コスト削減で無駄な機能を省き、だからこそ本来の機能にかかるコストを集中した中国企業あたりに駆逐されてしまう可能性さえありそうです。(その企業はそんな意図がなくてもね)
日本経済復権のためにも、まともな頭をもった開発者・開発企業の存在を期待したいものです。
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