東京都の70代、49.7%が「おじいさんおばあさんと呼ばれることに違和感」 | ライフ | マイナビニュース
「70代の1日のメディア接触時間」を調査したところ、1週間の平均で6時間40分となった。中でも特に、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌のマスメディアによく接触していることがわかった。
(中略)
「日常生活に関する希望と現状」を聞いたところ、「精神的に満ち足りた生活を送りたい」(92.8%)、「夢や目標をもった日常生活を送りたい」(87.0%)など、70代の生活充実意欲は高いことがわかった。
********** 引用ここまで **********
東京都で博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が70代の高齢者に対して意識調査を行ったようです。いろいろと興味深いデータが挙げられているのですが、その中でも思わず心の中で突っ込んでしまったのが上の引用した部分です。
「精神的に満ち足りた生活を送りたい」と大部分の人が思いながら、長時間テレビを見る生活をおくる。
もう、何か色々と間違っていますよね。
一般的に人生の充実度は、どれだけのものを他の人に与えることができたかで変わってきます。単純に孫に小遣いをあげたという場合もあれば、技術を開発して継承したとか国を守り後世に残した等という場合もあるでしょう。少なくともテレビや新聞を長時間見ることで充実した人生を得ようというのはナンセンスです。
しかし、子供よりも高齢者の方が多くなり、更には世代間交流の場も限られてしまっている現代において、現状のままでは全ての高齢者に充実した人生を送るチャンスを与えるのは難しいでしょう。
逆にいうと、こんな所にもビジネスチャンスが転がっているといえるかもしれません。私自身でもちょっと考えるだけで、ビジネスとして回せそうなサービスを思いつきます。さて、みなさんは何を思いつきますか?
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