『認知症フォーラム.com』めぐる季節の中で – MSN産経ニュース
北海道・当別町のNPO法人「ゆうゆう」が運営する住民参加型の農園「ぺこぺこのはたけ」では、子どもからお年寄り、障がいを持つ方、認知症の方など、世代を超えた交流が実現しています。スタッフと地域住民が協力して農作業に取り組み、畑で作物を作るほか、併設のレストランでは、その作物を使った料理を提供しています。当別町の人にとって身近な「農業」を通じて、新たな支え合いが実現しています。夏から秋、秋から冬へとめぐる季節のなかで、世代を超えた地域の人々の取り組みをご覧ください。
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厚生労働省や統計局の発表によると認知症の高齢者数(65歳以上)は2002年で149万人だったのに比べ2012年度で305万人に達したそうです。全体の高齢者数自体は2002年度が2360万人で2012年度が3074万人となっていますから、65歳以上高齢者の人数は23%程度しか増えなかったのに、認知症高齢者は100%近く増えたという計算になります。
認知症はボケとも言われ、ボーとしているようなイメージはありますが、むしろ無駄にエネルギッシュな人も多いです。しかも認識は間違っていながらエネルギッシュなのですから、本人にも周囲にも大きな被害を及ぼす事になりかねなかったりします。
なんとなくネット上ではかなり有名な下記のコピペを思い出してしまいました。
- 有能な怠け者。これは前線指揮官に向いている。
- 理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため。そして、どうすれば自分が、さらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。
- 有能な働き者。これは参謀に向いている。
- 理由は、勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので、部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方がよいからである。また、あらゆる下準備を施すためでもある。
- 無能な怠け者。これは総司令官または連絡将校に向いている、もしくは下級兵士。
- 理由は自ら考え動こうとしないので参謀の進言や上官の命令どおりに動くためである。
- 無能な働き者。これは処刑するしかない。
- 理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。
しかしながら、実際にこの意見通りにするわけにはいかない以上、認知症高齢者への対策は常識的な範囲で行われなければなりません。北海道の試みはその一環というわけでしょう。特に現在はただでさえ高齢化社会による医療費・介護費の増加が国家財政を圧迫している状況ですから、医療や介護を必要としないような試みは、とりわけ重要となってきます。
介護保険が出来た時も雨後の竹の子のように介護保険適用の老人福祉施設が出来ては潰れていたので、楽して儲かるというようなビジネス分野ではありませんが、工夫次第ではまだまだビジネスの開拓の余地はありそうな分野でもあります。
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